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<当店の自己紹介>


当店は2009年にオープンした楽譜・音楽書の買取・販売専門店です。

サイトはちょっと地味ですが、オープン以来楽器奏者の方はもちろん、作曲家や指揮者、合唱団の方々から多数の買取を依頼いただき、おかげさまで15年以上営業を続けております。

10冊程度から1万冊(段ボール約300箱)の大量買取まで、
15年間で数多くの買取実績がございます。


 

<当店は"本当の"楽譜専門古書店です>


この文章を読んでいただいている方の中には楽譜の売却を考えて、検索でこちらのページに辿り着いた方もいらっしゃるかと思います。

2025年現在「楽譜 買取」等で検索すると、本当の中古楽譜専門店ではなく、SEO対策(検索で上位に表示されるための対策)のために楽譜の専門店であることをアピールするサイトが上位表示されることも多いようです(たとえば、一社が「楽譜買取専門店」「医学書買取専門店」など複数の買取サイトを運営し、さまざまなジャンルで買取を募集しているケースなどもあるようです)。


当店もgoogleへの広告出稿等行っておりますし、SEO対策自体は否定しませんが、買い取られた楽譜がオークション等で未分類のままでまとめ売りされていたり、「書き込み未チェック」等最低限のチェックもされず販売されているのを見ると、正直「うーん、専門店とは一体……」と思うことも多いのです。そもそもオリジナルなのか編曲版なのかさえわからない状態で販売されていることも多かったり。。。

当店は2009年から15年以上中古楽譜/音楽書の専門サイトのみを運営し、ほぼ毎日楽譜/音楽書の買取・販売を行っている"本当の"中古楽譜・音楽書専門の古書店です。

お客様から買取を依頼いただいた楽譜はすべて書き込みのチェックをし、新版/旧版の有無や、校訂者、編曲者の情報等、最低限の楽譜の情報が分かるかたちで1点1点販売しております。


 

<どんな楽譜を買取しているの?>


クラシックからポピュラー系のバンドスコアまで幅広く買取しております。

クラシックの楽譜であれば、国内の出版社はもちろん、輸入楽譜(ヘンレ、ベーレンライター、ペータース、ウニヴェルザール社等のメジャーな海外の出版社の楽譜から、個人出版に近いようなマイナーな出版社まですべて買取可)、自筆譜ファクシミリ、初版譜ファクシミリ等が買取対象となります。コピー品などは買取不可ですが、基本的に販売された楽譜であればすべて買取いたします。

ただし楽譜という性質上、書き込みの目立つもの(一部のみは買取可)、落丁やページが外れているもの、極端に経年劣化や使用感の目立つものはお値段がつけられないことが多いです。

またクラシックの楽譜は基本的に古いものに価値が出ることが少なく(もちろん例外はあります!)、保存状態にもよりますが、発行から20年以上経つとだんだんとお値段をお付けできるものが少なくなります(とくに30年以上経過した全音や音楽之友社の楽譜はお値段をつけるのが難しいものの方が多いです)。


ポピュラー系の楽譜(ピアノ/ギターソロ、弾き語り、バンドスコア等)はクラシックの楽譜に比べると古いものでもお値段をお付けできるものが多いです。
一部の絶版タイトルはプレミア価格で取引されていることもあり、そうした楽譜は当店でも高値で買取しております。
ただし、ジャズの曲集やCMヒット曲集等は発行年の古いものはあまりお値段がつかないことが多いです。


音楽書は和声学、音楽理論、楽曲分析の書籍や作曲家の自伝等は古くても買取可能です。
タイトルにもよりますが、一般的な読み物・エッセイ等は発行年が古くなるとお値段がつきにくいものが多いでしょうか。

*仕分けも当店の仕事ですので、買取を依頼いただく際はとくに事前に分別せずお送りいただいて全く問題ございません。


できるだけ高値で買取しているつもりですが(そして実際BO◯◯OFF等に比べるとずっと高い買取価格なのですが)、楽譜に対する思い入れや買取価格の相場感はお客様それぞれですので、「ぜったいに納得いただける買取価格を提示します」等断言することはできません。

ただし、買取不成立となるのは1,2年に一回程度であること(当店では買取価格にご納得いただけない場合返送可能です)、リピーターとして継続して買取を依頼いただいているお客様も多いこと、当店がさほど儲かっていないこと(悲しい......!笑)等を考慮すると、ある程度適切な買取価格を提示できているのでは、と自負しております。



長文・駄文をだらだらと連ねてしまいましたが、なんにせよ、お客様から譲っていただいた楽譜を適切に仕分けし、必要であれば補修やクリーニングを施して次の方へお渡しするのが当店の仕事です。

楽譜は小説や実用書とはまた違った思い入れがあるからこそ、捨てるのがしのびないという方も多いかと思います。そうした思いに応えられるよう真摯に仕事に取り組む古書店でありたいと考えながら、当店は本日も営業しております。


楽譜専門のネット古本屋「鈴の音」 
店長 安田 晃